増毛した髪の毛に寿命はあるの?

頭髪の薄くなった部分にピンポイントで密度を増やすことのできる増毛は、手軽で早い結果が出せることから人気があります。増毛で使用される人工毛は、自毛と近い色に着色された化学繊維で作られ、色やツヤなども自毛と見比べて遜色のないもので、近くで見てもどれが人工毛か分からないほどの高精度な作りとなっています。基本的には自毛の根元に数本の人工毛を結び付けることで頭髪の密度を増やし、頭髪の薄くなった部分を目立たなくさせるのが目的となります。しっかり固定できているので、髪をかき上げたりシャンプーするのにも問題がなく、従来のカツラのようにムレる心配もないのが特徴です。しかし、この人工毛による増毛は、髪の絵が伸びると同時に、自毛の結び目も移動するので、施術してから1ヶ月に1回はメンテナンスが必要とされます。人工的に作られた人工毛は経年劣化によって切れたり、着色した色が抜けて薄くなるなど寿命の問題もあり、メンテナンスの時に付け替えることがあります。人工毛の寿命はだいたい1~2年と言われており、一生使い続けるということはできず、必ずどこかのポイントで付け直す必要が出て来ます。また、結び付けた自毛が成長期を終えて退行期まで進むと、新たな髪の毛が生え替わるために、いまある毛髪と共に結び付けた人工毛も抜け落ちてしまいます。ヘアサイクルは7年前後で、新しい毛髪に生まれ変わるようになっていますが、薄毛の人ではヘアサイクルがおかしくなっており、成長期が1~2年程度で、その後すぐに抜け落ちるようになります。増毛はある程度育った太く濃い毛髪を選んで結び付けるので、せいぜい6ヶ月も経たずに自毛が抜け落ちるはずです。それまではメンテナンスで結び目を根元に移動し、何度も繰り返し利用していても、何れは自分の毛髪と共に抜け落ちるようになります。人工毛が1~2年は保つとしても、それより前に脱落してしまうので、結局は新しい人工毛を他の自毛に結び付けることになります。専門の人が施術する際に抜けにくい毛髪を選んで取り付けてくれますが、必ず長期間持つという保証がないので、早い場合は1ヶ月も持たずに脱落する場合もあります。また、人工物なのでシャンプーしたり髪を弄っていると、どこかで切れることもあるので、例え1年以上は持つと言われていても、もっと早い段階で切れたり脱落したりする可能性があります。毛髪の状態や人工毛の耐久性によって違いが大きく出るので、増毛の寿命を一概に言うことはできないようです。